家事と育児ですか?ワンオペです。自分の時間なんてありません。
ワンオペという過酷な状況で、打開策も見つからず耐えているあなたの気持ちをスッと楽にさせる方法は、もはやこの方法だけでしょう。
毎日生活に追われていると、こういった思考を巡らせる時間も取れなくなりますので、早めに単純化をして楽にしていきましょう。
単純化ができていない家庭の特徴
実際に生活を単純化すると言われても、「自分は必要な家事と育児しかしていないよ」と感じる方がほとんどでしょう。
ここで間違っているのは、「単純化=手を抜く・テキトーにする」と考えていることです。単純化とは、なんとなく簡単にすることではありません。
単純化の意味
- あらゆることを、単純にできるようにすること
- 迷わなくて済む状態を作ること
物事は複雑だと、失敗が増えたり、その存在に気づきにくい状態になってしまいます。
失敗を改善しようにも作業の工程が多く、余計な労力がかかってしまいます。
単純化できていない家事の具体例
食器洗い
- 水切りカゴに洗ったお皿を積むのは、毎回テクニックが必要。食器を取り出すときは、ジェンガ状態。
- お皿をしまう時に順番があり、間違うと扉や引き出しが閉まらない。
- 収納場所を決めたのは相手で、自分はそれに従っている。
いかがでしょうか。心当たりはありませんか?ドキッとした方は、ぜひ最後までご覧ください。
単純化をしていく上で大切な考え方
単純化を家庭に取り入れるにあたって、
間違っても「手を抜くこと・テキトーにすること」と混同しないように注意してください。
単純化の一つだけのルール
誰が見てもわかる状態を考えることです。
「私のやり方はこうだ!一番効率が良い!」と相手に同じ行動を求めたい気持ちを抑えて見ることが大切です。
単純化は幼い子どもがいる家庭に大きなメリットがある
子どもが親のお手伝い(親がしていることを真似したくなる)を始める年齢は大体2歳くらいから見られます。
単純化してあると親から子どもへ「お手伝いの依頼」がたくさんできるようになります。
親子の間で、依頼と達成、褒めるのコミュニケーションサイクルを作ってあげると、子どもは愛情をたくさん感じてくれます。
単純化でコミュニケーションのきっかけ作りに
子どもは愛情が不足すると、抱っこなど甘え行動を起こしますが、満たされてくると1人で遊んでいたりします。
単純化はコミュニケーションのきっかけ作りに大活躍ですので、取り入れましょう。
単純化ができていない家事の具体例を解説
すこし前にも書きましたが、こちらの単純化ができていない具体例です。解説していきます。
食器洗い
- 水切りカゴに洗ったお皿を積むのは、毎回テクニックが必要。食器を取り出すときは、ジェンガ状態。
- お皿をしまう時に順番があり、間違うと扉や引き出しが閉まらない。
- 収納場所を決めたのは相手で、自分はそれに従っている。
食器洗いの具体例で見え隠れしている問題点は、本来は以下の3つの手順のはずですが、
- 洗う
- 乾かす
- 収納する
この手順の中に、
- 乾かすために、お皿同士が重ならないように、かつ崩れないように上手に積む。または積み直す
- 収納する順番があるため、お皿を落とさないように、慎重に一枚ずつ抜き取る
このようなことに意識を向けながら行動しているはずです。時間も掛かり無駄な上に、お皿を落として割れるリスクも高いです。
これが「単純化ができていない」ということです。
読み終わって、無駄な部分に気づいた方は
早速、自分の何気なく行っている家事を、少し噛み砕いて考えてみましょう。無駄な部分が見つかるはずです。